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3、学童保育指導員のためのアレルギー対応の手引き販売開始!/メールマガジン137号

こんにちは。愛知学童保育連絡協議会です。みなさんは学童保育をご存じですか?
保護者が就労などで日中家にいない小学生の子どもたちが、安全で安心して放課 後や長期休業中などを過ごせる生活の場です。ニーズが年々高まり、いまでは愛 知県内で1,089カ所と学童保育所は増え続けています(県内公立小学校は970校)。

学童保育所ではおやつ、長期休業中はお昼ごはんをみんなで食べることになります。
保護者が持たせる、学童保育所が用意する(市販のもの購入・手作り)など対応は分かれます。アレルギー対応についても市町村によってはいろいろです。
学童保育は自治体に任されているため、運営方法や設置場所、職員も様々です。そのた め、受け入れ体制や施設設備が整っていないなどアレルギー対応を進める上での 難しさがあるのです。

何よりも大きな課題は、大半の学童保育所でアレルギーについて学ぶ機会が 保障されていないことでした。「どうやって受け入れたら良いのか」「誤食が怖 い」など不安を抱く学童保育指導員、運営者が多くいます。

そこで、アレルギー支援ネットワークとの協働で、あいちモリコロ基金「平成27年度 大規模活動助成金事業」の助成を受けて、アレルギー対応を進めるための取り組 み(3カ年)を行ってきました。

その取り組みの一つとして、「学童保育指導員のためのアレルギー対応のてびき」と「加工食品のアレルゲンの確認のし方」(以下、てびきセット)を作成しました。
てびきセットを教材とした昨冬の研修は反響が大きく、さらなる普及に努めようと、この4月から販売を開始しました。
それがこちらです。

監修は、あいち小児保健医療総合センター アレルギー科 医長の杉浦至郎先生。
またアレルギー大学でもおなじみの藤森正宏さんにも別冊「加工食品のアレルゲン の確認のし方」を中心になってつくってもらいました。

コンパクトに必要な情報をまとめており、とってもわかりやすいです。
「アレルギーってなあに?どんな症状がおこるの?緊急時の対応は?」から「保護者 と面談して、どういったことを把握するのか、周囲の保護者や子どもたちにどんな理解と 協力をもとめていくのかなどのノウハウ」。
経験談やおやつレシピもついているので楽しく読み進めることができます。

2冊セットで価格500円、ワンコインのお値打ち価格でお求めいただけます。

また手引きを使った研修の講師派遣もできます。
http://alle-net.com/activity/other01/

保育園でも、小学校でも、学童保育所でも、アレルギー疾患のある子どもたちが、生活のいろんな場面で安心して過ごせるようにしたいですね。

詳しくはチラシをご覧ください。


アレルギー支援ネットワークのホームページ 「アレ支援ショップ」または、購入申込書(FAX)でご注文ください。