経口免疫療法中の有害事象

 2017年11月14日に、国内の医療機関から食物アレルギーに対する経口免疫療法を受けている患者さんに重篤な有害事象が発生したとの発表があり、各種マスコミ等でも報道されました。日本小児アレルギー学会からも医療者に注意喚起が発表されています。

経口免疫療法は自然に治るまで待つ(自然寛解する)よりも、早くアレルギーのある食物が摂取できるようになると期待されている治療法です。対象となるのは一部の食物アレルギー患者さんで、現在一般的な診療として経口免疫療法は推奨されていません。

経口免疫療法は必ず熟練した専門医の指導のもとで実施され、治療中はアナフィラキシーを含めてアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。医師の指導なしで行うことは非常に危険です。
独自で経口免疫療法を行っている方は、速やかに医療機関を受診して相談されることをお勧めします。

 また医療機関にて既に経口免疫療法を受けている方でご不明な点がある場合は、治療中の医療機関に直接ご相談ください。