アレルギー大学に感謝! M.Sさん
今年で5期を迎えるアレルギー大学岐阜会場のスタッフとして参加させて頂き、ありがとうございます。
昨年は、初級から上級まですべての講義に参加させて頂きましたが、私達のようにアレルギーの子を持つ親より、専門職である栄養士、調理員、保育士の方の参加が多く、今や増えつつあるアレルギー疾患に対する関心が高まってきたことに対してとてもありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
生後間もなくアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、その後喘息と重度のアレルギーを持つ息子がいたからこそ、こうしてアレルギーのことを勉強する機会ができました。周りに同じ境遇の人がいなくてひとりで悩んでいる日々が続き、何もわからず手探りで子育てをしていましたので、もっとアレルギーのことを勉強して同じように悩んでいる人が少しでも悩みのない子育てができるような手助けができればいいなと思っています。
以前は悩みを相談するところもありませんでしたが、5年半前に親の会としてサークルを立ち上げて活動することで少しずつ地元でも理解を得ることができています。その縁でアレルギー支援ネットワークも知ることができて、幅広くアレルギーの知識を得る場があり、私自身充実していると感じています。
息子は現在小学3年生ですが、2度のアナフィラキシーショックを経験し、除去する食品が多いため給食はお弁当にしています。学校側がとても理解して学校全体で配慮して下さっているので、安心して学校生活が送ることができています。
周りの理解も必要ですが、学校関係者と保護者双方がアレルギーに対して知識を持ち、情報を共有することで安心して過ごせる環境ができるのではないでしょうか。
住みやすくよりよい社会が望まれている中、専門職の方々がアレルギー大学に参加してアレルギーに対する知識と理解を深めて下さっていることはとても喜ばしいことだと感じています。専門職の方だけではなく保護者の方にも参加して頂けるようなアレルギー大学になることを願っています。
アレルギー大学がこれからも長く続いていけるよう応援し、協力をしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。