「アレルギーを大学生と共に取り組んでいます」
ピッピクラブ 坂井真由美
昨年12月、岐阜女子大学のN先生よりゼミで学生がアレルギーについて取り組んでいるので、私達の定例会に参加させて勉強をさせてもらいたいとお話がありました。
N先生は、元市学校給食センターで栄養士をしてみえた時に、私達アレルギーの子を持つ親がセンターにいろいろ問い合わせをして給食のことを聞いているうちに、先生も自らアレルギーの勉強をしたいということで、5年前から昨年3月まで毎月定例会に参加して下さっていました。とてもアレルギーには関心をもってみえました。
子育て支援ネットワーク協議会(事務局 市役所内)主催のアレルギー料理教室の講師を務めて下さったこともあります。
一昨年退職されて、現在は岐阜女子大学家政学部健康栄養学科で管理栄養士を目指す学生の指導にあたってみえます。社会的にも増えているアレルギー疾患ですので、管理栄養士になられる学生さんたちも必要になってくる内容ということで、先生が以前参加していた私達の会に声をかけて下さいました。
今年の4月から定例会に参加されるようになりました。栄養士を目指す学生さんばかりですので、定例会に参加されるときには、毎回栄養を考えた試食品も持参して下さって私達が思いつかないようなメニューを教えてもらったり、質問が出ると次の月までに調べてきてくれたりと私達が勉強になることばかりです。
8月は夏休みということで、特別に大学の方で親子でやる料理教室を企画して頂きました。
テーマ:「7大アレルゲン除去食」
(卵、乳、小麦、落花生、そば、えび、かに)
メニュー:いももち
高野豆腐のクリームコロッケ
切り干し大根のかぼちゃサラダ
豆乳ごまプリン ひじきソース
つみれスープ
参加数: 岐阜市 アレルギーの会「さくらんぼの会」 3組
関市 アレルギーの会「ピッピクラブ」 9組
岐阜市近郊 2組
こうして管理栄養士を目指している学生さんが、アレルギーのことについて勉強して将来に役立てほしい。そんな思いで10月まで一緒に取り組んでいこうと思っています。