NPO法人千葉アレルギーネットワーク 副理事長 桐谷 利惠と申します。暑い毎日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。千葉では7/4(土)梅雨空の中、千葉大医学部第一講義室にてアレルギー大学ベーシックプログラムを行いました。60名以上の学生さんや一般の方にご参加いただきました。千葉では「アレルギーの基礎医学」と「アレルギーの食品栄養学」を午前中に午後からは「アナフィラキシーとその対応」を下志津病院のエデュケーター(看護師)によるエピペンの実習を含んだ講義の後、「保育園・学校におけるアレルギー対策」の講義を受けていただきました。
アナフィラキシーとその対応では、アナフィラキシーの原因や症状、使用するタイミングや症状が出た時の対応を学び、エピペントレーナーで練習をしてから実物を何人かの方に使っていただきました。その後、エデュケーターの皆さんと鈴木修一先生で調布市の事故をモデルにしたロールプレイを行いました。あえていくつかの間違えを入れて間違いを受講生に答えていただきました。一般の受講生のほうがお仕事柄からでしょうか、答えて頂いた方が多かったです。受講生の感想にも「エピペンをタオルに打つことが出来、なかなか出来ない体験だった、」「ロールプレイで具体的に学ぶことが出来た。」との感想をいただきました。
本日、8/1は離乳食の実習が実施されており、まだ本講座のほうは11月まで続きます。受講生から私も学ぶことが多いので、楽しく元気に夏を乗り越えていきたいと思っております。
アレルギーの食品栄養学の講義の様子
アナフィラキシーとその対応でエピペントレーナーの実演中
ロールプレイで患児のゆみちゃんが症状が出始め養護教諭が駆け付けたところ