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4、西尾市防災訓練「アレルギー対応炊き出し」の報告 理事 中西里映子/メールマガジン108号

11/5(木) 西尾市の防災訓練に参加させていただき、西尾アレルギーの会「アレッこ元気」と協働で、「アレルギー対応の炊き出し」を行いました。
メニューは、「米粉だんご汁(すいとん)」で、シンプルな材料を使って、卵・乳のみならず小麦のアレルギーにも対応した食事の提供をし、参加された皆さんに啓発活動をしました。
材料は、鰹節・醤油・大根・人参・ごぼう・こんにゃく・あげ・長ネギ・米粉・塩
今回は、大豆(あげ)は使いましたが、もちろん無しでも美味しくできます。
すべての材料を掲示、しょうゆや米粉のパッケージも展示し、注意喚起をしました。
中学校のグランドが訓練会場で、私たちのブースに中学生10人がお手伝いに入ってくれましたので、炊き出しの際には、食物アレルギーに対応してほしいことや原材料表示の大切さを伝え、米粉のだんごを一緒に作りました。
私たちのブースとは別に、赤十字奉仕団が、同じ献立で「すいとん」を提供されました。こちらは、だしの素(乳糖)・すいとんの素(小麦粉)でしたが、こちらもしっかりと原材料表示とパッケージの展示をしてくださいました。
ちょうど、違いを説明することもできました。
また、西尾市長にも炊き出しの際のアレルギー対応についてお伝えすることができ、よかったです。
患者会がある地域では、このように、自治体主催の防災訓練に積極的に参加をすることで、「アレルギー」の配慮などの理解が深まり、多くの方に啓発活動ができます。


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