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6、各地からのお便り 第12回 アレルギーネットワーク京都ぴいちゃんねっと 小谷知恵/メールマガジン114号

こんにちは
アレルギーネットワーク京都ぴいちゃんねっとです。
最初に、熊本・大分地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

■5月15日(日)、京都では、三大祭りの一つ「葵祭」が開催されました。休日と重なり、国内外から多くの方たちが、見物に訪れておられました。この時期の京都は、1年を通して最も気候の良い季節です。一般の観光客はもちろん、全国から修学旅行の子どもたちも多く訪れます。
ぴいちゃんねっとには、こうした修学旅行生の方たちからお問い合わせの増える時期でもあります。京都は、子どもたちがそれぞれに計画を立ててグループでの自由行動の場所となる事が多く、その際にお昼ご飯を食べる場所選びが大変なようです。私たちの相談窓口でも、その都度お問い合わせに合わせてお店等のご案内をさせていただいています。
そこで、お問い合わせくださる皆様にお願いとご協力があります。
「コースの詳細とお昼ご飯頃にどこにいるのか」
「除去品目(お医者さん指示のもの)」
 を教えて下さい。「どこ」とお尋ねすると、まだコースが決定していない場合や、「タクシーで回るから」とどこでも良いです、と言われるのですが、実はこれはとても困ってしまいます。京都を観光で訪れる方たちは、近年爆発的に急増しており道路事情も渋滞などが頻発しています。お昼ご飯のために非効率な移動はおすすめできません。
 また、除去品目ですが、こちらは京都を訪れる場合は「おこしやすプロジェクト」の質問票をご利用されるようにお願いします。お医者様からの指示のある食品でもって対応させていただいております。これは、本当に除去が必要な方に、必要な対応を出来るためにとても重要です。是非、ご協力をお願いします。

京都おこしやすプロジェクト
http://www.pref.kyoto.jp/kentai/kyoto-okosiyasu-jigyou.html

**「子どもと家族・若者応援団」表彰**

3月23日(水)、東京霞ヶ関で内閣府の「子どもと家族・若者応援団」の表彰式典が行われ、ぴいちゃんねっとも空閑理事長と創設者の小谷事務局長2人で受賞式に参列させていただきました。内閣府特命担当大臣、少子化担当大臣の加藤勝信大臣からの表彰でした。


●食物アレルギーの子どもの子育ての状況を多くの人に知ってもらいたい。
●食物アレルギーの子どものお母さんにひとりじゃないよと伝えたい。

 2005年4月に、一人のアレルギーっ子の母親が、そんな思いを伝えたいと、ニュースレターからスタートしたぴいちゃんねっと。
 10年あまり、支援者支援の学びの場、当事者支援の常設の居場所の開設を目標として活動を続けてきました。その途中は、順風満帆な時ばかりではありませんでしたが、多くの方々のご支援で、最初に掲げた目標だけは見失しなわず、活動を続けることができました。
 そして2015年4月、最も望んでいた形での常設の居場所が開設でき、正に節目となるタイミングでの受賞のお知らせでした。この様な素晴らしい機会に恵まれましたのも皆様の日頃からの、ご支援・ご協力のおかげと深く感謝いたしております。本当にありがとうございます。
 ようやく10年前に掲げた目標のスタートラインに立てたばかりのぴいちゃんねっと。これからも、初心を忘れず今回の受賞を励みにますます頑張っていきたいと思っております。
 今後とも、どうぞ変わらぬご支援、ご指導よろしくお願いいたします。

事務局長  小谷智恵