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4、リレートーク「栄養士からのメッセージ」 第1回 管理栄養士・小児アレルギーエデュケーター 仲 佳代/メールマガジン124号

 こんにちは!私はアレルギー支援ネットワークの派遣栄養士として、クリニックで栄養指導を行わせていただいております。
お会いするお母様達の我が子への愛情の深さを、いつもひしひしと感じております。
多くのお母様は我が子の誤食を防ぐために、アレルゲンを含む食品について、お子さんに教えていらっしゃいます。
自衛できるようになることはとても大切な事ですが、お子さんは将来的には、アレルゲンを含む食品を食べるチャレンジをおこなっていく方が大半となります。今後を見据えて、「今はお休みをしているけど、大きくなったら食べる練習をしていこうね」「美味しいよ。」と、アレルゲンを含む食品をお子さんが食べていきたいと思えるように、伝えていく事も大切です。お母様の余裕がある時に、少しでも取り入れて、今後に備えていただけるといいですね。

最後に、私と食物アレルギーの出会いですが、私は双子(一卵性でそっくりです)で、妹の子供が食物アレルギーだったことがきっかけでした。妹と試行錯誤で姪のために作った1歳の誕生日ケーキは、カチカチでお世辞にも美味しくなかったのですが、姪はとても美味しそうに食べてくれて、大きく成長してからもそのケーキのことを覚えてくれています。
除去食品があると上手くできない時もありますが、 母の頑張りはきちんと我が子に伝わっているんだとしじみじ感じています。

私も母歴15年目でまだまだ悩むことは多いです。みなさんと一緒に子育てを頑張るだけでなく、楽しんでいきたいです。
今後もよろしくお願いいたします。