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4、栄養士による出張食事指導実施医療機関のご紹介 なだこどもとアレルギーのクリニック 名田匡利院長/メールマガジン152号

 皆様、はじめまして。岐阜市のなだこどもとアレルギーのクリニックの名田と申します。私は、岐阜市で育ち、幼少期から学童期まで喘息で小児科診療所に頻繁に通院していました。そこでの優しい先生との出会いから、いつしか医師を目指すようになりました。医師となってからは、より地元岐阜市のこども達のために少しでも役立ちたいと思うようになり、2013年11月に岐阜市に開院し、6年が経ちました。

当院は岐阜市西部、県庁の近くにあり、車でのアクセスも良いことから、岐阜市を中心に、瑞穂市、大垣市、安八郡、山県市、関市等、広域からアレルギーの疾患をもつこども達が来院されています。アレルギーの診療は、一般の診療時間のほか、アレルギー外来を週5回設け、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などの小児のアレルギー疾患全般について行っています。これらアレルギーの疾患については、医師による診察時間内だけでは十分な説明が行えないため、当院では看護師によるアトピー性皮膚炎のスキンケア・外用療法、気管支喘息の吸入指導やダニ対策、食物アレルギーなどについての丁寧な指導に力を入れています。特に今年からは、食物アレルギーのお子さんが、自宅で安全に早期から摂取できるように、段階を踏んだ食事指導、症状出現時の対応についての指導等を実施し、とても有効だと感じております。また、食物負荷試験は平日午前中、週4回行っていますが、段階を踏んだ食事指導実施前は、数ヶ月待ちだったのが、実施後は1ヶ月以内に実施できるようになりました。対象アレルゲンについての摂取歴、特異的IgE値、年齢などから、重篤な症状をおこすリスクのあるお子様には、やはり院内での食物負荷試験が必要となります。重症度によっては、岐阜大学医学部附属病院、長良医療センターを中心に紹介、連携して行っています。

アレルギー支援ネットワークの管理栄養士さんによる栄養指導は第2、4の金曜午前に行っています。30分/回、マンツーマンで色々な心配事が相談できるため大変好評です。

今後も、アレルギー支援ネットワークの皆様のサポートを頂きながら、当院として地域のためにどんな活動ができるか模索し、スタッフとともに一歩一歩前に進んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

【なだこどもとアレルギーのクリニックHP】
https://www.nada-kuri.com