わが国の子どもを取りまく環境の変化は著しく、それに伴い医療や教育の現場では従来の方法だけでは容易に解決できない数々の問題に直面しております。
特に、昨年より世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の問題では、子どもの生活環境に大きな変化をきたし、子どもの健康問題においても様々な影響が広がっています。
日本子ども健康科学会は、1999年に発足した『子どもの心・体と環境を考える会』(初代理事長:故 飯倉洋治先生)を母体とした学会です。医学・教育学・臨床心理学など学際的な研究協力対策を築き、現場のニーズに応える研究を推進することを目指して活動し、現在は大矢幸弘理事長(国立成育医療研究センター)の下で、より多方面の学会・団体と連携した活動を広げるべく、鋭意努力しているところです。
今回は第23回学術大会として、「生きる力・つながる力」をメインテーマとして2021年12月11日・12日にハイブリッド形式で開催いたします。みなさまに広くご参加いただけますことを企画委員一同、心よりお待ち申し上げております。
テーマ 「生きる力・つながる力」
大会長:浅野 みどり(名古屋大学大学院 医学系研究科 総合保健学専攻 教授)
副大会長:伊藤 浩明(あいち小児保健医療総合センター センター長)
共 催:日本小児臨床アレルギー学会
開催日程:2021年12月11日(土)・12 日(日)
開催方法:ハイブリッド開催
(現地開催&双方向リアル配信)
※現地開催場所:名古屋大学大幸キャンパス
*双方向リアル配信:2021年12月11日(土)・12 日(日)
*オンデマンド配信(予定):12月15日(水)〜12月末日
メインプログラム
[特別講演]
COVID-19感染状況下での子どもと家族への取り組み:病気をもつ子どもと家族を中心に
埼玉県立小児医療センター 小児看護専門看護師 田村恵美 氏
[教育講演T]
食物アレルギーの治療とケア 最前線!
あいち小児総合保健医療センター センター長 伊藤浩明 氏
[教育講演U]
子どもにやさしい療養環境:ヘルスケアとアート
名古屋市立大学芸術工学研究科 教授 鈴木賢一 氏
このほかに、病気・障害を持つ子どもの「きょうだい支援」や「復学支援」のシンポジウムも予定しています。
事前申込参加費 会員 4000円、非学会員6,000円、学生・大学院生1,000円
※日本小児臨床アレルギー学会員は、会員価格で参加できます。(PAE更新について5単位を付与いたします)
学術大会ホームページはこちら
https://www.jsnhc.org/23rdkodomo/index.html
第23回日本子ども健康科学会学術大会
大会長 浅野 みどり