去る8月19日(木)、愛知県小牧市まなび創造館和室において、交流会を行いました。これは、愛知県教育委員会の「新しい公共」推進事業として行われたもので、行政や企業任せではなく当事者たちが主体となり、出会い、つながることにより、地域を良くしていこうという力が生まれるのでは、との思いで企画されました。主催は小牧市で活動する「アレルギーっ子のつどいクリスマスローズ」、アレルギー支援ネットワークからは事務局長の中西が講師として参加しました。
当日の参加者は17組。内訳は大人17人と12人の子どもたち。
それはそれはにぎやかでアットホームな雰囲気の中、講師の育児体験談や失敗談?!にママたちは真剣に耳を傾けていました。講演後は、自己紹介やそれぞれの地区の取り組みなどの近況報告を行いました。「どこに相談したらよいのかわからなかった」と悩みを吐露されるかたも多く、このような交流会をもつことは、多くの情報を交換できることはもちろん、「自分だけじゃない、仲間がいる」との思いを強く持てる機会であると感じました。
アレルギーっ子育児は、食べ物や寝具に気を配ればいいというものではなく、災害など「もしもの時」への備えや、学校や園などとのコミュニケーションの取り方などで悩むこともあります。みなさんのご意見やご質問を伺い、このような交流会や地域の会が、心のよりどころとなることを実感するとともに、地域の会がない地区のみなさんはどうされているのかが気がかりにもなりました。
会の活動に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、アレルギー支援ネットワークまでお気軽にご連絡ください。お近くの会をご紹介したら、会をつくるお手伝いをしています。