アレルギーっ子の防災 緊急カードの活用術〜地域のお母さんからの報告〜
皆さまは、黄色い緊急カードを持っていますか?
災害時に子どもたちが親とはぐれてもアレルギーであることを周りの人に知っていただくためのカードです。
では、今どこにありますか?カバンの中、名札カバーの中、学校の机の中、園のロッカーの中でしょうか?
今日は、緊急カードを緊急のときに使えるカードにするための工夫の一例をお伝えします。
先日、守山アレルギーの会に参加した折、ひとりのお母さんが、「緊急カードを避難訓練の時にこどもが首からかけて避難しています」とお話されました。お子さんは幼稚園に通っていますが、先生と相談して避難訓練の時には必ずカバンから取り出しカードを持って逃げるという練習をして、今では自らカードを首にかけ避難しているそうです。
とても大切なことですよね、実際に災害がおきたとき、先生とはぐれるかも知れません、お母さんがいないかも知れません、大人がいないところで症状がでてしまうかも知れません。アレルギーの子どもが、一人で避難しなければいけない時、このカードがあれば適切な処置が受けられるでしょう。
ぜひみなさんも、お子さんや園、学校と相談してカードを持って避難する練習をしてみてください。もちろんカードの記入内容に変更がないかの確認と、穴を開けて紐を通してあげてくださいね。