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7 アレルギー大学講師からのメッセージ 川田康介先生(浜松会場))/メールマガジン55号

「アレルギーとチーム医療」
かわだ小児科アレルギークリニック 川田康介先生

浜松市で小児科・アレルギー科医院を開業しております。
アレルギーの患者さんを診ていく場合、「はい、ぜんそくなので薬を出しておきます。」「それでは、湿疹にこの薬を塗って下さい。」のような簡単な対応ではおさまりません。病気そのものの説明や、薬の使い方、生活上の注意点など多くの内容を伝えなければならないはずなのです。
しかし、一般的には開業医では医師が一人しかいないため時間的な制約があり、患者さんへの有効な指導・教育が難しい状況にあります。このような現状では患者さんへの教育の担い手として看護師や薬剤師などのコメディカルの協力が非常に重要となります。時には、自己管理に既に精通した患者さんの協力も有用であり、まさにチーム医療と言えます。チーム医療などとかっこいい用語を用いましたが、多忙な外来診療において医師一人だけでは全てのやらなければならないことをこなしきれないので、周囲のスタッフの助けを借りているという本音もあります。
そんなわけで当院の看護師は日常の業務以外の余分な負担(?)を強いられてはおりますが、症状が改善する子どもたちをみてやりがいを感じてくれているものと信じております。


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2011年07月01日 09:47に投稿されたエントリーのページです。

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