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8 「主婦大生ミラクル☆リカのアレルギーっ子育児奮闘記」(管理栄養士 寺倉里架)/メールマガジン55号

中学3年生の食物アレルギー児のママであり、2009年の4月から大学院に通う主婦大生?こと寺倉 里架と申します。
現在、娘は卵(卵黄の固ゆでは少量食べられるようになりました)、乳のアレルギーがありますが日々笑顔もモットーに過ごしております。

本日のテーマは
「食物アレルギーの家庭は、子供が良く育つ環境にありますよね」

先日、私の大好きな名古屋短期大学保育科の小川雄二教授の講演を聞く機会がありました。
といいましても、今回が初めてのことではありませんが、いつも新しいヒントを頂き、食育の大切さを再認識。そこで、今回もいつものように最後に先生から一言。

「食物アレルギーの家庭は、子供が良く育つ環境にありますよね。」と。

この言葉は、食物アレルギー児の母親にとって、何度聞いても、大変救われる言葉です。
私たちママは、食物アレルギーということで、非常に「食」に関してある意味規制されています。そのため、「食生活」においての不安も抱えています。
そんな中、先生はいつも、アレルギー児は一人で食事をするということもなかなかありません。
「食物アレルギーであるが故に、「食」とのかかわりは深く、そして、アレルギーの子供は親の生活をよく見ていて、自分を大切にしてくれている親が大好きに。」とお話して下さいます。
なんとも嬉しいお話です。
そしてこの日、ご一緒した食物アレルギー児ママと
「まあ、悩みはいろいろあるけど、食への想いは食物アレルギー児ではないママに比べたら各段の差だよね。子どもはわかってくれているんだね」と納得しあい、思わずスキップしてしまうそんな気分で会場をでた私でした。

みなさ〜〜ん、自信もって、育児を楽しもうではありませんか♪

ちなみに私のキーワードは「育児」は「育自」です。

さて、今日(記事投稿:本日は水曜日)の夕飯は(水曜日の我が家は家庭の日で家族そろっての唯一の食事の日)、「京都三昧!」飯。というのも、主人が京都で、卵と乳製品が入っていないお土産ということで、生麩と漬物をたくさん買ってきたのです。
ということで、今晩は漬物には炊きたてのご飯とのリクエストがありお鍋で炊いたご飯、漬物、生麩、京都のおばんざいを意識して煮物、お浸しを作って、京都産のお豆腐を見つけ、食卓は「京都三昧」に。すると娘が「食器はこれがいいね。お父さんは、今日は日本酒なの?」と言い出し更に京都気分に。
でも、でも最後にお茶を出した時「これが宇治茶だったらなあ〜完璧だったよね〜」と言われ・・・(涙)
(ちなみに前回は知人から沖縄のお土産を頂き沖縄dayでBGMは娘と主人がインターネットから沖縄民謡を検索していました)
食べられない食材はまだありませんが、食べられる食材で多いに楽しむ我が家でした。

参考本
◆小川雄二教授のお話をお聞きしたい!◆という方へ
先生が「五感イキイキ!心と体を育てる食育」(新日本出版)を2月に出版されました。
先生の考え、想いがギュッとつまった本です。
楽しく食べる子どもを育てる上での参考にどうぞ。


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2011年07月01日 09:48に投稿されたエントリーのページです。

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