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8「おやじの小耳に挟んだ話題から」第二回  「エピペンの保険適用の報道について」 東海アレルギー連絡会事務局長 足代智志/メールマガジン58号

今回の小耳にはさんだ話は、とある日に帰宅して妻と話した最初の話題が「アドレナリン注射(エピネフリン)の保険適用」の新聞記事です。これは多くの方がご存知かなと・・・
 私の子供たちも「緊急時のお願いカード」と一緒にしてカバンに入れ、通学していますので、おっ!と思いました。しかし、続けて妻は「今すぐ適用ってわけじゃないんだよねぇ・・・。行政手続きが始まるって事らしいから。」
 行政手続き?まだまだ先のことじゃないか?なにを先走った報道をしているんだろう?と思ったのですが、まあそこは報道業界の都合なんだろうと勝手に解釈していたのですが、このような報道が出れば近々適用されるのだろうと思う人がたくさん出るのではないかとも思いました。私自身が話しを聞いたその時は、そう思ったのですから…。
 保険適用してもらえるのは、大変、ありがたい事ですが、いざというときには心強いから「生命保険」や「傷害保険」の代わりにとか、「自宅」と「学校(園)」に置きたいからなどと複数処方してもらおうと安易に考えている方がいらっしゃらない事を願います。
 使用法を間違えると死亡事故になりかねない「強い薬の注射」であること、本来は医師が使う医療器具であること。処方してもらう私たちも正しい知識と良識を持ってこれから始まろうとしている制度を利用しないと制限や規制が増えて「せっかくの制度が…」といった事になってしまうのではないかと感じた話題でした。


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2011年09月30日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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