私達、豊橋アレルギーっ子の会は、東日本大震災の後に、アレルギーっ子は災害がおこると大変なことになるとの思いから立ち上がった会です。設立後から、常に防災について考えてきました。そして今まで、豊橋市の防災危機管理課に出向き、市の災害時の状況やアレルギー対応の現状を聞いたり、会で出前講座をお願いし、講義をしていただいたりもしました。その時から、市の総合防災訓練への参加のお話を頂き、今年度9月1日の豊橋市総合防災訓練に参加させていただくことができました。
総合防災訓練では、テントを一つ使用させていただき、災害時のアレルギー対応についての資料やアレルギー対応食品の展示をさせていただきました。また、アレルギー対応のα化米の試食を準備しました。
今回、テントの位置を炊き出し支援班の隣において下さり、炊き出し支援で一般カレーと梅粥を準備している方々とお話しをすることができました。そして、「原材料の掲示をして頂くことで、アレルギーの子達も食べられるか判断することができるので掲示をして欲しい」とお願いし、早速、その場で掲示をして頂くことができました。また、アレルギー対応のα化米の試食では市長さんをはじめ、多くの方に食べていただくことができ、配りながら災害時のアレルギー患者の現状についてもお話しをすることができました。
今回、初めての参加で、緊張と不安がありましたが、地元の防災ボランティアコーディネーターの方や、アレルギー支援ネットワークの方々のご協力により、無事に終えることができ、本当によかったです。
そして今後も、自助努力を続けるとともに、地域の方々にも、災害時のアレルギー対応について知っていただけるよう活動を続けていきたいと思います。