東北沿岸地域は喘息患者も少なくなく、東日本大震災後は喘息はじめアトピー患者の症状悪化などが報道され、NPO団体や小児アレルギー学会などの支援活動が続いています。このため、環境が大きく影響するアレルギーなどの症状悪化などを防ぎ、健康推進を図る目的の一助として、昨年9月から今年3月にかけて「住まいの環境(モニター)調査」をおこなってきました。9地域の仮設住宅(気仙地域)において、30世帯の患者(呼吸器疾患患者を含む)支援をすすめてきました。
本調査により、仮設住宅の「結露」とそれによる「カビ」や「ダニ」の被害による様々な課題が改めて浮き彫りになりました。アレルギーをはじめ呼吸器疾患を持つ患者がいる家庭では仮設住宅に住み続けるには様々な困難や課題があります。
そのため、本年度も引き続き本調査を継続してまいります。
調査結果につきましては、今後のメールマガジンにてご報告させていただきたいと思います。