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6 アレルギーの子を持つ親の会からのメッセージ、活動報告 第1回/メールマガジン81号

「豊川アレルギーっ子の会」           榊原 直美

私たち「豊川アレルギーっ子の会」は、発足して今年で6年になります。
月1回の定例会には、乳幼児のお母さんを中心に、小中学生のお母さんや
他の市町村からも参加して下さる方もいます。
会の内容としましては、特にテーマを決めず、それぞれの方が悩んでいる事や
知りたい事などを中心に話していただき、情報交換しています。不定期ですが、
支援ネットワークの中西さんをお招きしてアドバイスをしていただく事もあります。
定例会を通して感じることは、初めて来た時は不安そうでも、新しい知識を得たり、
今後の見通しが立つと晴れ晴れした表情で帰られる方が多いということです。また、
会員さん同士の交流が出来て、少しでも「つながり」を感じてもらえるといいな、と
思います。
この「つながり」を会員さんの間だけでとどめずに、行政や他の患者会とのつながりも
密にしていきたいと思っています。幸い、豊川市はアレルギー対応に対して前向きな
姿勢を示して下さっているので、心強く感じています。また、今年に入ってから、お隣
の市の「豊橋アレルギーっ子の会」さんとも交流させていただき、今後も共同で勉強会
などを企画出来るといいね、という話も出ています。
これからも、肩の力を抜いて気軽に参加していただき、少しでも笑顔で帰ってもらえる
ような会を続けていけたらと、思っています。


「みちの会」                    牧野恵美子

はじめまして。
みちの会の会長をしています 牧野と申します。
みちの会は、地域の患者会とはちょっと違って、みちはたこどもクリニックに受診されている患者さん、ご家族の方の患者会です。
アレルギーの保護者には季節ごとに悩みがいろいろあると思います。
定例会では、梅雨時はあせもカビ対策、夏は汗の痒み対策、冬は乾燥対策や暖房器具について、また入園願書の時期になれば入園・入学のこと 、災害対策、 年末年始の帰省や旅行のことなど、会員さんの要望を聞きながらテーマを決めて、テーマに沿わずにということも多々ありますが、アットホームな感じで困っていることをみんなで楽しく話しています。
また、クリスマス会は人形劇をみて、みんなが食べられるケーキを食べたり、他にも薬剤師さんを招いて勉強会をしたり、アロマの先生を招いて虫刺され痒み対策クリーム等作ったりということもしています。

私自身、今は9歳になった娘が、生後10か月で食物アレルギーと分かってから、当時住んでいた近くにはアレルギー専門医がみえなくて、病院をたくさんめぐり、アレルギーの情報を得るために必死でした 。そんな時にようやく出会えたのが、みちの会でした。
毎回みなさんのお話をメモって目からうろこ、本の紹介やレシピを教えてもらったり、掃除の仕方、ハウスダスト・ダニ対策を教えてもらって、アレルギーと付き合っていくことを前向きに捉えることを出来ました。3つ違いの弟は、赤ちゃんの時アトピー性皮膚炎がひどくて、気持ち的にも出かけることが苦痛でしたが、月に1回のみちの会だけは 行くのが楽しみでした。

自分がお世話になった会なので、ずーっと繋いでいけたらと思っています。 私は知識等まだまだなので、先生や病院のスタッフさんや役員の方や会員さんみなさんのサポートで助けられていて、みなさんが知っていることを共有できる場所 会員さんが困っていることも話していい方向に向かえるようになれたら お子さん、家族の方が心地よくなれる会になれたらと思っています。

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2013年08月31日 16:29に投稿されたエントリーのページです。

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