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3 岩手県の紹介 佐々木 朋子/メールマガジン83号

皆様、初めまして。私は岩手県で働いている一小児科医師です。

まず全国の皆様に、被災地支援をしてくださり御礼申し上げます。
お陰様で、復興は少しずつですが順調に進んでおります。

私は岩手県の大船渡市(沿岸南部の被災地)で勤務し、その後6月から約4か月の間、アレルギー支援ネットワークさんの支援もあり、あいち小児保健医療総合センターでアレルギーの研修を受けることができました。
今回の研修のきっかけは、震災後の診療応援で伊藤先生と漢人先生がいらっしゃってくださり、その際私の上司に研修のお話をいただいたからです。
これまで食物アレルギーに関する本を読んでも上手く理解できず、でも患者さんからの要望は多くあり「今がチャンスかな」と思い利用させていただきました。
実際学ぶことが多く貴重な時間をすごさせていただきました、
ありがとうございました。
これからは岩手県に学んだことを還元したいと思います。

今回、コラムをお願いされて何を書こうかすごく迷いましたが、
あまちゃんをきっかけに少し全国のみなさんに知れ渡った岩手県について、私が知っている範囲内で少しご紹介したいと思います。

岩手県は北東北の青森と宮城の間で秋田県の隣(太平洋側)に位置し、県の面積は北海道に続いて全国2位(四国とほぼ同じ面積)と広いが、その割に人が少ない。
県民の特徴(これはあくまで私の感想)、内向的でおとなしく平和主義の人が多い。しかし沿岸部に行くと、意外と物事をはっきり言う人が多い。

(盛岡市の)スーパーに売っているものの特徴として、海産物・肉が新鮮、リンゴの種類がすごく多い、豆腐やクルミ料理(クルミだれ餅など)が多く、福田パン(大きいコッペパンにいろいろなジャムなどがぬってあり、安くてボリュームがあるので学食によく売っている)があげられます。

私がお薦めする岩手のグルメは、まずぴょんぴょん舎の冷麵です。あっさりしていて、焼き肉との相性抜群です。寒くなると温麺がいいのかもしれません。
次に、白龍のじゃじゃ麺。中華麺ではなく平うどんに、甘辛のこってりした肉・野菜入り味噌ときゅうりを盛り付けて食べます。ちょっとこってりしたものが食べたい時に最適です。
締めは、お椀に残った少しの麺と味噌に卵、ネギとスープを入れて(チータンと呼びます)あっさりと締めます。三陸のわかめ、あわび、うに、かき、ほたて、さんま、さけや岩手短角牛、豚(「佐助」や「白金豚」等)、鶏(南部どり等)、そば(記念にわんこそばもいいが、味わって食べるほうがいい)等、あげるときりがありませんがいつか機会がありましたら堪能してください。

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2013年10月30日 10:53に投稿されたエントリーのページです。

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