7月5日(土)13:30-16:30 中村生涯学習センター 第2集会室 にて開催され、
内容は、
1. 2014年度総会
2. 安否確認訓練の報告と検討
3. 各地の防災対策 報告と情報交換
でした。
総会では、2013年度の活動報告・決算報告および、2014年度の事業計画・予算案が承認されました。
また、去る6月10日に、各会の防災担当者に対して行った「安否確認訓練メール」について、それぞれの会からの報告と検討をいたしました。
この訓練は、大規模災害を想定して「安否確認メール」を事務局から一斉配信し、各会は会員さんに対して安否確認をする、という内容でしたが、当日中に全会員さんの安否確認ができた会、三日かかったという会、メールアドレスを変更していたり、迷惑メール対策がしてあったりしてメールが届かない会、未だ会員間の連絡体制を決めていない会など様々な状況で、それぞれの会が災害時の連絡方法について考え直すきっかけとなったようです。
東日本大震災におけるアレルギー患者さんへの支援活動の経験から、大規模災害時は通信網が遮断されるため、安否確認メールは数日後にしかできないことが予想されます。南海トラフ大地震か起きれば、アレルギー支援ネットワークの事務局も被災をしますので、生き残った者たちで助け合うことになります。患者家族の皆さんが、今、大規模災害が起きたら、食料や水、薬は十分あるのか、家族との連絡方法をどのようにするのかを常に考え、日頃の備えを十分にしていただきたいと願っています。
また、今回の交流会には、コメンテーターとして、 K市 K小児科・K先生(日本アレルギー学会登録専門医)が参加をしてくださいました。医療機関として、災害時に地域の患者さんを支えるにはどうしたらいいか考えるために参加をしたとおっしゃってくださいました。各地域の患者会も、会員同士の助けあいはもちろんのこと、医療機関や保健所、防災課や災害ボランティア団体と日頃からのコミュニケーションを心がけておくことが、災害時のこどもの命を守ることにつながる、と考え行動をしましょう、と確認をし合った交流会になりました。
次回の交流会は、11月29日(土) 13:30- の予定です。
東海アレルギー連絡会
事務局 中西里映子