メルマガをお読みの皆さん、こんにちは。防災士の中根輝彦です。
地震関連について、「地震を知る」シリーズは第22回(2015年8月配信)から第28回(2016年2月配信)までの6回、「地震対策を知る」シリーズは第29回(2016年3月配信)から第35回(2016年10月配信)までの6回にわたって紹介してきました。
今回より新シリーズを始めることにします。建物の耐震補強や避難行動の次は、避難生活の衣食住、食料備蓄や避難所運営を…という流れが、受け入れやすいのかと思います。平常時の事前対策としての耐震補強、発災直後の対策としての命を守る避難行動、事後対策としての避難所生活…という時系列になっています。
しかしながら、事後対策のお話に移る前に、事前対策として、命を守る備えとして、もう少しお話しておきたいことがあります。「津波」対策です。第21回「災害の種類と被害想定を知る」(2015年7月配信)で、いろいろな自然災害に触れました。
・地震
・津波
・豪雨(洪水、高潮、土砂災害)
・竜巻
・豪雪、雪崩
・火山噴火
これらのなかから、被害が大きく多くの地域で影響がある災害として、地震を取り上げてきました。内閣府や総務省消防庁、中央防災会議の会議資料をみても、地震対策一色でした。東日本大震災での被害が大きかったことから、中央防災会議は津波対策の強化を提言し、各種政策に反映されることとなりました。このメルマガでも、やはり津波対策を取り上げていきたいと思います。とりわけ、命を守るために必要な事前対策、発災直後対策を考えたいと思います。
地震関連のシリーズと同様に、「津波を知る」シリーズ、「津波対策を知る」シリーズという構成にしていきたいと考えています。
前述した食料備蓄や避難所運営のお話は、以前の記事でも取り上げています。ご参考に。
第4回「共同備蓄」(2014年1月配信)、
第5回「事例:救援物資(アレルギー対応備蓄食)搬送訓練」(2014年2月配信)
第7回「アレルギー患者団体の共助の仕組みづくり」(2014年5月配信)
第8回「救援物資(アレルギー対応備蓄食)輸送訓練」(2014年6月配信)
第9回「行政の災害用備蓄食 情報共有」(2014年7月配信)
第10回「行政の災害用備蓄食 ;対策依頼」(2014年8月配信)
第14回「アレルギー対応の防災訓練」(2014年12月配信)
第15回「アレルギー対応の防災訓練」(2015年1月配信)
第16回「救援物資(アレルギー対応備蓄食)輸送訓練」(2015年2月配信)
第17回「アレルギー対応の防災訓練」(2015年3月配信)
第18回「アレルギー患者団体の共助の仕組みづくり」(2015年4月配信)
防災士 中根輝彦
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