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2 東日本大震災に対する支援活動のご報告 (2) 被災地イベント活動/メールマガジン55号

(2)被災地イベント活動    事務局長 中西里映子

2011年6月5日(日)イオンモール名取エアリ(宮城県名取市)にて開催された復興イベントのお手伝いをさせていただきました。ここでは開店前の駐車場を利用して、毎週、日曜日に朝市を開催していますが、その一角で熱気球の試乗会と、アレルギー対応のカレーうどんの試食会を行いました。
「熱気球に乗ってみよう!」には、朝6時から8時までの2時間で、150名の方に熱気球の体験搭乗をしてもらうことが出来ました。お天気はうす曇りでしたが、熱気球は雨や風があると中止でしたので、開催できてよかったです。
ところで、なぜアレルギー支援ネットワークが熱気球かと言うと・・・    実は支援ネットはアレルギー対応食の試食会を開催し、多くの方にアレルギーについて知ってもらい、被災地での正しい配慮と理解をしてもらうための企画をしていたところでした。そこに、以前被災地ボランティアで参加してくれたMさんが熱気球のパイロットだということと、名取市からのイベント参加オファーがありちょうどマッチングしたのです!
そして、名取での開催という事もあり、周辺にお住まいの患者さんをイベントにお誘いし、多賀城市からSさん、仙台市からKさん、Mさん、岩沼市からSさんのご家族がお子さんと一緒に、それぞれお友達家族も誘って参加してくれました。発災直後は私どもにSOSが届いても、思うように連絡がとれなかったり、すぐに食料などをお届けすることができなかったり・・・、お電話で何度もやりとりを重ねた患者さんたちに直接お会いすることができて、感無量でした!! 患者さん達もとても喜んでくれました。          さて、「カレーうどんの試食会」では、「永谷園のアンパンマンカレー」と「飛騨のまさいさんからの米麺」をご支援いただき、人参・玉ねぎ・しいたけ・ピーマン・豚肉が入った具沢山カレーうどんを作りました。                     この献立は、食物アレルギーの方はもちろん、どなたでも安心して美味しく食べていただけるように、また、被災地の屋外イベントでも美味しく出来るようにと、名古屋の保育園で長年アレルギー対応給食の調理を担当していたスタッフが、1ヵ月も前から研究をしたものです。当日は、栃木から管理栄養士Iさんがボランティアでお手伝いをしてくださり、美味しいカレーうどんができました。       

熱気球試乗会に参加してくれた患者さんも含め、約300人の方に、食物アレルギーのことを説明しながら試食をしていただくことができました。

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2011年07月01日 05:41に投稿されたエントリーのページです。

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