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2 「お子様用の日やけ止め製品を選ぶポイント」第二回 株式会社 ルバンジュ 千田和弘/メールマガジン66号

お子様用の日やけ止め製品を選ぶ際のポイントとしてまず挙げられるのが、
<石けんで落とせるタイプを選ぶ>です。
お子様の場合、どうしても大人ほど丁寧に洗わないため、日やけ止めの洗い残しがあり、それが肌のトラブルになったりもしますので、石けんなどで簡単に落とせるタイプを選ばれるといいでしょう。ただ、落としやすいタイプのものは、汗をかくと徐々に落ちてきますので、2〜3時間おきにこまめに塗り直しをしてください。

ルバンシュでは、石けんで落とせるタイプの日やけ止め製品が複数ありますが、お子様の年齢によって推奨商品が異なります。
◆0才〜未就学児
・ルバンシュ モイストUVクリーム
http://www.revanche.jp/goods/uv/sunprotect/
・エポカル UVプロテクト
http://www.revanche.jp/goods/uv/uvprotect/
◆小学生以上
・エポカル 家族でうるおいUVケア
http://www.revanche.jp/goods/uv/uvmoisture/

石けんで落とせるタイプの中でも、「エポカル 家族でうるおいUVケア」は汗にも強いタイプです。ただ、その分しっかり泡を立てて丁寧に洗顔を行う必要がありますので、自分でちゃんと顔を洗える年齢かどうかで使い分けていただいています。

次に、<なるべく紫外線吸収剤無配合のタイプを選ぶ> です。
紫外線をカットする成分は、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類です。
紫外線散乱剤は、紫外線を反射(散乱)させて肌に届かないようにします。代表的な成分としては、天然鉱物から作られる「酸化チタン」や「酸化亜鉛」があげられます。

一方、紫外線吸収剤は、紫外線を一旦吸収しそれを熱エネルギーに変えて放出する光化学的な反応を起こします。代表的な成分としては、「メトキシケイヒ酸オクチル」や「オキシベンゾン」、「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン」です。いずれも石油化学系成分で、旧表示指定成分に指定されていた成分も多く、デリケートな肌の方は注意が必要です。

紫外線散乱剤は、白い粉末のため単独で高いSPF値(紫外線B波のカット指数)を出すためには、自ずと紫外線散乱剤の配合量も多くなり、肌に塗ったときにノビが重かったり、顔が青白く見えてしまう欠点もありますが、日常生活に必要なSPF値(15〜25)であれば、ノビもよく青白くなることもありません。

現在、ルバンシュでご案内しているUVシリーズは、すべて紫外線吸収剤無配合です。

以上、お子様の日やけ止め製品を選ぶポイントを書きましたが、UV商品はメーカーにより使用感や仕上がりが大きく異なりますので、まずはサンプルなどで試されてみることをオススメいたします。