去る6/30(日)に、岩手県大船渡市にて「アレルギー講演会と交流の集い」を行いました。講師には、東京から同愛記念病院・小児科の増田敬先生にお越しいただき、「こどものアレルギーと向かい合うための知識」をテーマに、アレルギーについての基礎的なお話しをわかりやすくしていただきました。参加者は、患者家族、自治体職員、子育て支援団体の方など、60家族でした。大船渡の事務局スタッフとして講演会の準備をお手伝いくださった、子育てサポーター「スマイル」さんが、30人もの子どもたちの託児も引き受けてくださいましたので、お父さんお母さんは安心をして、しっかり聴講することができました。講演会終了後は、アレルギー対応のカレー(永谷園)やアルファー化米(アルファー食品)の試食会を行い、平行して、ご希望の方に個別相談会も開催しました。12組のご家族の質問に対して、講師の増田先生に加え、大船渡病院の渕向先生と遠藤先生が答えてくださいました。また、アレルギー支援ネットワークの榊原(管理栄養士)が、食事に関するご質問に答えました。
4/5に亡くなった栗木が、半年以上かけて準備をしてきたこの講演会に、多くの皆さんが参加して下さって、よかったという感想をいただくことができ、ホッといたしました。
今年度の計画として、10/15(火)に、陸前高田市で、「こそだてシップ」主催のママサロンにて、アレルギー勉強会をおこなうことと、10月または11月に、釜石市にて保育士・栄養士・患者家族対象に「アレルギー講演会」の開催を予定しています。陸前高田や釜石の皆さんとの交流を楽しみに、準備を進めます。
活動風景