こんにちは。NPO法人千葉アレルギーネットワーク 副理事長 桐谷利惠です。
【ベーシックプログラムのご報告】
8/31にベーシックプログラムを行い61名の参加がございました。
学生さんを中心に保護者の方や米粉を扱うお店の方など様々な方に参加いただきました。
基礎の医学、食品学は学生さんにもわかりやすくお話しいただきました。
「アナフィラキシーとその対応」は講師の皆さんでロールプレイングをしてくださり、対応で間違っているところを受講生に答えていただきました。
また、エピペンの実習もあり、実物も4名体験しました。旧式のエピペンはエデュケーターが実技をして、針の長さや太さを確認しました。その後「保育園・学校におけるアレルギー対策」ということでじっくりと座学で勉強しました。
受講生のアンケートにも大学ではこのように詳しく学んでいないので、就職してから役に立ちそうだしもっと学んでいきたいと思いますと書いていただいた方が何人もいらっしゃいました。
【本の紹介】
千葉のアレルギー大学で卵・乳に対応した給食Tの実習の講師でもあります小川 由佳先生が昨年の暮れに笠倉出版より「アレルギーっ子のイベントごはん」という本を出されています。7品目除去レシピが載っています。単なるレピシ本ではなく冒頭には河野陽一先生、監修の食物アレルギーの基礎的なことが書いてあり、調味料や材料のことも詳しく書いてありますので保護者の方には参考になる本だと思います。
【アンケートのお願い】
NPO法人千葉アレルギーネットワークでは千葉県環境生活安全課の委託業務を受けて「食物アレルギーの誤食&ひやりはっと事例アンケート調査」を行っております。
ご回答いただきました事例は冊子やインターネットで公開することにより、誤食事故が減り、食物アレルギーの患者さんの理解や安全確保に貢献できるのではと期待しております。
個人情報につきましては公開時には特定できないように配慮いたします。
千葉県の事業ではありますが、他県の方もインターネットでご回答いただけますのでよろしくお願いいたします。