アレルギー支援ネットワークは
1988年、ダニ問題に関わる市民懇談会がスタートし、あいち労働協同事業団(当時)と協同して名古屋市にダニ対策の実施と既に西宮市で 行われていた高周波による畳乾燥機の導入を要請しました。その結果、高周波畳乾燥機が名古屋市生活衛生センターに設置されました。その後、ダニによるアレ ルギーやそれ以外の原因のアレルギー対策などについても単に行政に「お願いする」だけではなく、広く世の中にアレルギーについての正しい知識の理解を広げ つつ、自治体や関係機関とも新たな協力・協同の関係を作ってきました。
活動の内容やエリアが変わるにつれ、名称も
と変わりました。
NPO法人取得へ
2003年7月1日、「NPOアレルギーネットーク」は事業部(生活情報センター)など社会貢献事業の部門をより具体化し、NPO法人としての認証を得ました。活動目的もそれまでのアレルギー問題の解決のために
- 科学的知識の普及
- 各分野・個人の経験交流
- 問題解決のため、行政や他の分野への働きかけ に加えて、
- アレルギー患者の支援
が入りました
「アレルギー支援ネットワーク」の設立
NPO法人としての3年間の活動は、アレルギー用品メーカーなど企業の皆様や自治体(行政)との協働・連携が具体的に進み、事業部(アレ ネット生活情報センター)などの活動領域がこれまでになく広がりました。このため、ネットワーク内の機能分担とNPOの運営を明確にするため、事業部(生 活情報センター)など「アレルギー支援」に関わる部門を分離する方向が求められるようになりました。
また、すでに2001年からアトピー環境研究会・名古屋のダニ・カビの相談や訪問調査などの活動を広げていた任意団体「アレルギー支援 ネットワーク」もあり、その活動と重なり合うことも少なくなく、2005年秋期からNPOと「支援ネットワーク」役員とで数度に渡って協議と検討を重ねて きた結果、2006年5月NPOアレルギーネットワーク定例総会にて、NPOアレルギーネットワークの事業部などの部門を「アレルギー支援ネットワーク」 にシフトし、6月初旬に向け、新たなNPO設立法人取得に向けて申請準備を行うことになりました。
「特定非営利活動法人(NPO法人)アレルギー支援ネットワーク」の設立
新たなNPO法人「アレルギー支援ネットワーク」の設立総会は、6月4日(日)に開 催され、NPO法人取得のための申請書を、6月12日に愛知県に提出し受理、9月1日付けで認可、9月8日に登記を完了。
10月1日から、特定非営利活動法人としての本格的な活動を開始いたしました。